ダーラナー (Dharana) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Oct 06, 2026ダーラナー (Dharana) は、パタンジャリが『ヨーガ・スートラ』で説いた八支則 (アシュタンガ) の6番目の段階で、心の集中を意味するサンスクリット語です。
心を特定の対象に固定する実践を指し、対象は仏像などの外的なものでも、チャクラなどの内的なものでもよいとされています。
ダーラナーの意味
ダーラナーの実践は、心を1つの対象に結びつけることを指します。
パタンジャリは、ダーラナーを「心を1つの場所 (対象) に縛りつけること」と説明しています。
サンヤマを成す3つの段階
八支則の最後の3つの段階であるダーラナー、ディヤーナ (瞑想)、サマーディ (悟り) は、まとめて「サンヤマ」と呼ばれ、これは「統御」を意味します。
この3つは集中が深まっていく一連の段階であるため、あわせて捉えるべきだとされています。
ディヤーナへ導く集中の深まり
ダーラナーの実践は、八支則の次の段階であるディヤーナへと実践者を導くとされています。
ダーラナーが特定の対象に意識を集中させる実践であるのに対し、ディヤーナは完全な集中の状態に達したことを指し、これがやがて8番目の段階であるサマーディ、すなわち集中の最も深い段階へとつながっていくとされています。
ヨガでのダーラナーの実践・使われ方
ダーラナーを実践するには、まず落ち着いた場所を選び、快適な座った姿勢を取ります。
チャクラやマントラに意識を向けるために目を閉じることもできますし、外的な対象に視線と心を固定するために目を開けたままにすることもできます。
初心者はおよそ10分ほどから始め、慣れてきたら時間を延ばしていくとよいとされています。
ヨガの実践は、呼吸や身体、マントラに意識を向ける機会が多いため、ダーラナーの技術を習得する助けになるとされています。
ダーラナーを継続して実践することで、何をしているときでも集中を保つ力が養われ、心を落ち着けたまま保つ力や、精神的な強さも高まっていくと考えられています。
ダーラナーの関連用語
ダーラナーに関するよくある質問
ダーラナーとは何ですか?
A. パタンジャリの八支則の6番目の段階で、心の集中を意味するサンスクリット語です。
心を特定の対象に固定する実践で、次の段階であるディヤーナ (瞑想) へとつながっていくとされています。