アハム (Aham) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Oct 05, 2026アハム (Aham) は、サンスクリット語で「自己」または「私」を意味する言葉です。
ウパニシャッドに登場する「アハム・ブラフマースミ (私はブラフマンである)」という言葉でよく知られ、真の自己のあり方を示す概念として使われます。
アハムの意味
アハムは、ヒンドゥー教の古代哲学書であるウパニシャッドで使われる「アハム・ブラフマースミ」という言葉によって、特によく知られています。
「アハム・ブラフマースミ」は、アハム (私)、ブラフマ (ブラフマン)、アスミ (〜である) の3語からなり、「私はブラフマンである」と訳される、ウパニシャッドを代表する言葉の1つです。
アハム・ブラフマースミは、ウパニシャッドの中心的な思想を凝縮した4つの言葉「マハーヴァーキャ (大いなる言葉)」の1つに数えられています。
ヨガでのアハムの実践・使われ方
アハムが指し示す内容は、どのように使われるかによって「真の自我」と「偽の自我」のいずれかに変わります。
真の自我とは、自分自身を精神的な存在として理解することを指し、偽の自我とは、自分自身を一時的な物質的身体だと考えることを指すとされています。
アハムが「作ること」を意味するカーラと組み合わさって、アハンカーラ (「私という思いを作り出すもの」) という言葉になると、それは人間の自我、つまり偽の自我を指します。
一方でアハム・ブラフマースミという言葉として使われるとき、アハムは自己実現の表現であるため、真の自我を指すとされています。
アハムの関連用語
アハムに関するよくある質問
アハムとは何ですか?
A. サンスクリット語で「自己」「私」を意味する言葉です。
ウパニシャッドの「アハム・ブラフマースミ (私はブラフマンである)」という言葉で知られ、真の自我と偽の自我を分ける概念として使われます。