パドマ (Padma) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Sep 13, 2026パドマ (Padma) は、サンスクリット語で「蓮 (ハスの花)」を意味する言葉です。
ヨガをはじめ、ヒンドゥー教やチベット仏教など多くのインドの宗教で、大切な象徴として扱われてきました。
泥の中から茎を伸ばしながらも、水面で美しく花開くその姿から、悟りと真我の実現を象徴する花とされています。
パドマの意味
パドマは、サンスクリット語で「蓮 (ハスの花)」を意味する言葉です。
この水生の花は、ヨガをはじめ、ヒンドゥー教やチベット仏教を含む多くのインドの宗教で、重要な象徴的役割を果たしてきました。
しばしば「神聖な蓮の花」とも呼ばれます。
泥の中から咲く清らかさの象徴
蓮は泥の中から茎を伸ばしながらも、水面には汚れのない美しい花を咲かせます。
そのため、無知と苦しみを乗り越えて悟りと真我の実現を見出した人の象徴として見られることが多くあります。
執着や欲望を超え、解放と至福に満ちていることから、体・心・言葉の清らかさを表すものとしてとらえられています。
パドマーサナの名前の由来
パドマは、瞑想によく用いられるヨガのポーズ、パドマーサナ (蓮華座) の名前の由来にもなっています。
ヨガでのパドマの実践・使われ方
『バガヴァッド・ギーター』の蓮の教え
パドマは『バガヴァッド・ギーター』をはじめ、多くのヨガ・精神的な経典で引用されてきました。
『バガヴァッド・ギーター』は、蓮の花から学ぶことを弟子に勧めています。
それは、水と触れ合いながらも水に染まることなく花を咲かせる蓮のように、執着を持たず、罪深い行いに影響されずに自分の義務を果たすようにという教えです。
泥の中からでも花を咲かせる蓮の姿は、悟りを通して美しさと至福を見出す可能性を象徴していると考えられています。
蓮とともに描かれる神々
ヒンドゥー教では、ヴィシュヌ神やブラフマー神、女神ラクシュミーやサラスワティーが、しばしば蓮の花とともに、あるいは蓮の花と結びつけて描かれます。
たとえばヴィシュヌは「蓮の目を持つ者」と表現されることがあります。
ブラフマーはしばしばパドマーサナの姿で、蓮の花びらから咲き出るように描かれ、花びらが開く様子は魂の広がりを象徴しているとされています。
チャクラと仏教における蓮
ヨガ哲学の多くのチャクラのシンボルにも蓮の花が使われており、純粋さと神聖な美しさを表す表現として用いられています。
パドマは、仏教における8つの吉祥な象徴の1つとしても数えられ、根源的な清らかさを表しています。
パドマの関連用語
- パドマーサナ (蓮華座)
- バガヴァッド・ギーター
- チャクラ
- ヴィシュヌ
パドマに関するよくある質問
パドマとは何ですか?
A. サンスクリット語で「蓮 (ハスの花)」を意味する言葉です。
泥の中から美しく花開く姿から、悟りと真我の実現の象徴とされ、パドマーサナ (蓮華座) の名前の由来にもなっています。