記事一覧に戻る
スカ (Sukha・幸福) の意味を表すイラスト (サンスクリット用語辞典)

スカ (Sukha) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典

サンスクリット用語辞典 Sep 15, 2026

サンスクリット用語辞典 > ヨガ哲学・経典

スカ (Sukha) は、サンスクリット語で「幸福」「心地よさ」「至福」と訳される言葉です。

文字どおりには「良い空間」を意味し、一時的な喜びではなく、深く長く続く幸福の状態を指すとされています。

『ヨーガ・スートラ』では、アーサナ (座法) が備えるべき性質の1つとして説かれています。



スカの語源

  • su (ス)良い
  • kha (カ)空間

スカの意味

スカは、サンスクリット語で「幸福」「心地よさ」「至福」と訳される言葉です。

文字どおりの意味は「良い空間」で、「良い」を意味するsu (ス) と、「空間」を意味するkha (カ) から成り立っています。

『カタ・ウパニシャッド』では、しばしばプレーヤス (一時的な快) と対比して説明されています。

プレーヤスが一時的で過ぎ去っていく喜びであるのに対し、スカは深く長く続く幸福の状態を指すとされています。


ヨガでのスカの実践・使われ方

ヨガの実践の観点では、パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』2章46節に「スティラ・スカム・アーサナム」という言葉があり、アーサナ (座法) はスティラ (安定) とスカ (心地よさ) の両方を備えるべきだと説かれています。

ポーズを保つための努力と、そのポーズを楽しみ心地よく感じることのあいだに、等しいバランスがあることが大切だとされています。

努力が過ぎれば内なる平穏を見出しにくくなり、逆に心地よさが過ぎればポーズが受け身になり、意識が散漫になるとされています。

ヨガや瞑想を長く実践してきた人の中には、深い瞑想的な没入の状態 (ジャーナ) を経験し、そこで感じたスカの感覚を、自分がずっと求めていた至福そのものだったと語る人もいます。


スカの関連用語


スカに関するよくある質問

スカとは何ですか?

A. サンスクリット語で「幸福」「心地よさ」「至福」を意味する言葉です。

『ヨーガ・スートラ』では、アーサナ (座法) が備えるべき性質としてスティラ (安定) とともに説かれています。