薪割り (カシュター・タクシャナーサナ) のやり方・効果・アライメント | ヨガポーズ解説
Oct 23, 2026薪割りのポーズの「ハッ」という声は、出すものではなく出るものです。
音は自然に出てくるもので、自分で「ハッ」と言おうとする必要はありません。
力を込めて振り下ろし、口から勢いよく吐けば、おへそのあたりから勝手に音が出ます。それが腹部から力が出ているサインです。
逆に音が出ないときは素振りになっている証拠なので、薪を割っている視覚化と圧を思い出しましょう。
しゃがんで膝を大きく開き、肘はまっすぐ、鼻から吸って振り上げ、口から吐いて振り下ろす。
5〜10回です。
薪割りとは
足を開き膝を大きく開いたしゃがみ姿勢で、指を組んだ手を斧に見立て、鼻から吸いながら肘を伸ばしたまま振り上げ (目は腕を追う)、口から吐きながら薪を割るように振り下ろす練習。
吐く瞬間、おへそのあたりからハッという音が自然に出る。
5〜10回。
パワンムクターサナ第3部の動作の1つ。
薪割り (カシュター・タクシャナーサナ) の名前の意味
- 日本語
- 薪割り
- 英語
- Chopping the Wood
- サンスクリット語
- Kashtha Takshanasana(カシュター・タクシャナーサナ)
単語の意味
- Kashtha木、薪
- Takshana切ること、削ること
- Asanaポーズ
別の言い方
- 日本語
- 薪割りのポーズ
薪割りのやり方とアライメント
| 部位 | 動き | 意識すること |
|---|---|---|
| 手・指 | 指を組んで斧の柄を握る | 両手の指を組み、斧を握っているつもりで前に構える |
| 肘・上腕 | 肘は最後までまっすぐ | 振り上げも振り下ろしも、肘は曲げない |
| 頭頸部・視線 | 目は腕を追いかける | 腕を振り上げるとき、目も上へついていく |
| 体幹・腹部 | 吐く息とともに「ハッ」の音がおへそから出る | 口から吐きながら振り下ろすと、おへそのあたりからハッという音が自然に出る。自分で言おうとしなくてよい |
| 股関節 | しゃがんだ姿勢 (スクワット) で構える | 足を開き、膝を大きく開いたしゃがみ姿勢になる |
| もも・膝 | 膝は大きく開く | しゃがんだとき、膝を左右に大きく開いておく |
ミスアライメントと修正
① 「ハッ」の音をわざと声に出している
音を目的にして、作為的に発声している。
修正 音は自然に出るもの。力を込めて振り下ろせば、おへそのあたりから勝手に出る。出そうとしなくてよい。
② 振り下ろしに力がなく、素振りだけになっている
薪を割る視覚化と圧が抜けている。
修正 薪を割っていることを思い出し、吐いて振り下ろす瞬間に圧をかける。
軽減法・プロップの使い方
- 回数は5〜10回
注意が必要な人
- 該当する関節に痛み・炎症・可動域制限がある場合は行わない
- 手術後・怪我の直後の方は、医師の許可を得てから行ってください
- 反動をつけず、痛みの手前で止めます
薪割りに関するよくある質問
「ハッ」の音は、声に出すのですか?
A. 音は自然に出るものです。出そうとしなくてかまいません。
力を込めて振り下ろせば、おへそのあたりから勝手に出ます。
振り下ろしに力がなく、素振りだけになっています。
A. 薪を割る視覚化と圧が抜けています。
薪を割っていることを思い出し、吐いて振り下ろす瞬間に圧をかけてください。回数は5〜10回が目安です。