ビンドゥ (Bindu) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Sep 09, 2026ビンドゥ (Bindu) は、サンスクリット語で「点」「ドット」を意味する言葉です。
インドの宗教や哲学では、すべての創造がそこから始まり、最終的にそこへ統一されていく点として考えられています。
ビンドゥの意味
ビンドゥはサンスクリット語で「点」または「ドット」を意味する言葉です。
文脈によってさまざまな意味を持ちますが、インドの宗教や哲学では主に、すべての創造が始まり、最終的に統一される点として考えられています。
タントラにおける最高意識の表れ
タントラの伝統では、ビンドゥは最高意識の表れとして理解され、創造の源であるシヴァと、神聖な女性エネルギーであるシャクティの両方を象徴するとされます。
また、すべての聖なる音の源となる、音を発する前の静かな点を指すこともあります。
額のビンディとヤントラの中心
この言葉の女性形にあたるビンディは、ヒンドゥー教の献身的な儀式として額につけられる小さな装飾用のドットを指します。
このドットもビンドゥを表しており、宇宙が生まれる普遍的意識の点として考えられています。
多くのヤントラやマンダラも、その中心にビンドゥを持つ図案になっています。
ヨガでのビンドゥの実践・使われ方
ヨガにおいてビンドゥは、眉間の中心にあるドリシュティ (視点・凝視点) の名前でもあります。
サマーディへつながる収束点
純粋な意識への移行点、あるいは観想や集中、瞑想といったヨガの実践が収束していく点とも語られます。
個人のレベルでは、ビンドゥを経験し超えていくことがサマーディ、つまり高次の自己との至福の一体化につながるとされ、普遍的なレベルでは、すべての存在がビンドゥから生まれ、身体が滅びるとビンドゥへ還ると考えられています。
第8のチャクラ「ビンドゥ・チャクラ」
タントラ・ヨガでは、頭頂部から少し下、頭の後ろに位置するとされる第8のチャクラ、ビンドゥ・チャクラが認識されています。
全体的な身体・感情・精神の健やかさと活力に重要な役割を持つとされ、バランスが整っているときは幸福感と目的意識をもたらすと考えられています。
肩立ちのポーズ (サルヴァーンガーサナ) とヘッドスタンド (シルシャーサナ) は、このビンドゥ・チャクラを開くとされるポーズです。
ビンドゥの関連用語
- チャクラ
- ドリシュティ
- サマーディ
- シルシャーサナ
ビンドゥに関するよくある質問
ビンドゥとは何ですか?
A. サンスクリット語で「点」「ドット」を意味する言葉です。
すべての創造がそこから始まり統一されていく点とされ、ヨガでは眉間の凝視点や第8のチャクラとしても語られます。