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アヒンサー(Ahimsa)とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典

サンスクリット用語辞典 ヨガ哲学・経典の用語 Aug 22, 2026

サンスクリット用語辞典 > ヨガ哲学・経典の用語

アヒンサー(Ahimsa)は、サンスクリット語で「非暴力」を意味するヨガの言葉です。あらゆる生き物に対して、体の面でも心の面でも苦痛を与えないこと。広くは「普遍的な愛と慈悲」までを含む、ヨガ哲学で最も大切にされる教えの1つです。「アヒムサ」と表記されることもあります。

アヒンサーの語源

語根意味
himsa(ヒンサー)苦痛を与えること
a-(ア)〜ではない(否定を表す接頭辞)

アヒンサーの意味

アヒンサーは、「苦痛を与える」という意味の語根himsa(ヒンサー)に、否定を表すa(ア)が付いてできた言葉です。文字どおりには「苦痛を与えないこと」、つまり非暴力を指します。

ただしその範囲は、殴らない・傷つけないという身体的な暴力にとどまりません。言葉や思考で相手を傷つけることも含めて、あらゆる生命に身体的・心理的な苦痛を与えないことがアヒンサーの実践です。より広い意味では「普遍的な愛と慈悲」と訳されることもあります。

ヨガでのアヒンサーの実践・使われ方

ヨガ哲学の中でアヒンサーは、5つのヤマ(禁戒)の第1に置かれています。ヤマは、聖者パタンジャリが『ヨーガ・スートラ』にまとめた八支則(アシュタンガ)の最初の段階にあたるので、アヒンサーは「ヨガの道の入口に置かれた、最初の約束」と言えます。

アヒンサーの実践は、体のレベルでも心のレベルでも私たちに挑戦を与えます。侮辱されたり不当に批判されたりしたときに報復しないでいることは、言い返すことよりも多くの力を必要とするからです。だからこそアヒンサーの実践は、精神的な強さを育てるとされています。

伝統的には、アヒンサーの実践によって意志の力が高まり、慈悲と、自分自身や他者への愛が育ち、思考が浄化され、心の平穏に近づくと考えられています。ヨガを定期的に実践すること自体が、心を落ち着かせ自己認識を高めて、この「害さない態度」を育てる助けになります。

アヒンサーの関連用語

  • ヤマ
  • パタンジャリ
  • アシュタンガ(八支則)
  • サティヤ
  • アヒンサー・パラモ・ダルマ

アヒンサーに関するよくある質問

アヒンサーとは何ですか?
サンスクリット語で「非暴力」を意味するヨガの教えです。あらゆる生命に身体的・心理的な苦痛を与えないことを指し、パタンジャリの八支則では5つのヤマ(禁戒)の第1に置かれています。

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