ミトラ (Mitra) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Sep 13, 2026ミトラ (Mitra) は、サンスクリット語で「友人」を意味する言葉です。
危害から守り、正しい道へ導き、幸福をもたらす存在としての友人を表す言葉とされ、ヴェーダの神の名前でもあります。
ミトラの語源
- mi (ミ)結ぶ
- tra (トラ)道具を表す接尾辞
ミトラの意味
ミトラという言葉は、「結ぶ」を意味する語源ミ (mi) と、道具を表す接尾辞トラ (tra) の組み合わせに由来するとされ、危害から人を守り、正しい道へ導き、幸福をもたらす友人として説明されます。
ミトラはまた、ヴァルナと双子とされる神の名前でもあります。
プラーナ文献によれば、神々の母とされるアディティの12人の息子 (アーディティヤ神群) の1人とされています。
ヨガでのミトラの実践・使われ方
アディティの12人の息子は、ミトラ、ヴァルナ、アリヤマン、ダクシャ (ダータ)、バガ、アンシャ、トゥヴァシュトリ (トゥヴァシュタ)、サヴィトリ、プーシャン (プーシャ)、シャクラ、ヴィヴァスヴァト (ヴィヴァスヴァン)、ヴィシュヌとされています。
この12人の息子は、太陽の輪を構成する12本のスポークにもたとえられ、1年の12か月を表しているとされています。
双子神ヴァルナとの対
ミトラは常に双子のヴァルナとともに語られます。
ミトラは昼を、ヴァルナは夜を支配するとされ、ミトラは昼と光を、ヴァルナは夜と水、そして宇宙の秩序 (リタ) を司る神と考えられています。
眠らない知識の主
ミトラは知識の主とされ、創造を見守るために眠ることがないとされています。
暗闇を払い、調和・豊かさ・幸福・知恵をもたらす光として語られています。
ミトラの関連用語
- アディティ
- ヴェーダ
- リグ・ヴェーダ
- ヴィシュヌ
ミトラに関するよくある質問
ミトラとは何ですか?
A. サンスクリット語で「友人」を意味する言葉で、危害から守り正しい道へ導く友人を表すとされています。
『リグ・ヴェーダ』に登場する神の名前でもあり、ヴァルナと対になり昼を司るとされています。