カルナ (Karna) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Sep 11, 2026カルナ (Karna) は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する、最も有名な英雄の1人です。
生まれながらの慈善心で知られ、その気前の良さがのちに自身の命取りとなったと語られています。
カルナの意味
カルナはもともとヴァスシェーナと呼ばれていましたが、インドラ神に自らの鎧 (皮膚のように体と一体化していたとされます) を差し出したことから、「自分の皮を剥いだ者」を意味するカルナという名で呼ばれるようになったとされています。
この言葉は、サンスクリット語で「耳」を意味する言葉でもあります。
耳と結びつくポーズの名前
ヨガでは、耳に圧力をかける姿勢をとるカルナピーダーサナ (耳に膝を当てるポーズ) という名前に、この言葉が使われています。
慈善心で崇拝された戦士
カルナは、その慈善心に満ちた性質で崇拝されてきた人物です。
のちにライバルたちでさえも、クルクシェートラの戦いでカルナを打ち破るために、その慈善心につけ込んだと語られています。
あまりに優れた力強い戦士だったため、ヒンドゥー教の神クリシュナに守られていたパーンダヴァ王族の5兄弟の1人、アルジュナを殺すことができた唯一の人物だったとも言われています。
ヨガでのカルナの実践・使われ方
カルナは、クンティと太陽神のあいだに生まれたとされています。
その並外れた戦士としての力量は、カウラヴァ族の長子ドゥルヨーダナとの友情につながり、カルナをアンガ国の王にしました。
鎧と耳飾りを差し出した逸話
インドラはバラモンに姿を変えてカルナの寛大さに頼り、パーンダヴァ族を救うために、カルナを無敵にしていた生まれつきの鎧と耳飾りを差し出させたと語られています。
カルナはその気前の良さから、みずから進んでそれらを差し出したとされ、こうしてパーンダヴァ族は戦いに勝利しました。
カルナはまた、クリシュナから玉座に昇ることを申し出られましたが、パーンダヴァ族の長子として本来受け取るべきものを得ることを拒んだとも語られています。
カルナピーダーサナの実践
ヨガでは、カルナピーダーサナ (耳に膝を当てるポーズ) は、かなりの柔軟性を必要とするポーズです。
修行者はまずハラーサナ (鋤のポーズ) の姿勢をとり、そこから脚を伸ばすのではなく膝を曲げて、耳の横の床に置きます。
カルナの関連用語
- マハーバーラタ
- クリシュナ
- カルナピーダーサナ
- ハラーサナ
- ヴァスシェーナ
カルナに関するよくある質問
カルナとは何ですか?
A. インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する最も有名な英雄の1人です。
生まれながらの慈善心で知られ、その名前はサンスクリット語で「耳」も意味し、ヨガのカルナピーダーサナの名前の由来にもなっています。