シャラ (Shala) とは?意味・語源 | サンスクリット用語辞典
Sep 15, 2026シャラ (Shala) は、サンスクリット語で「家」「住居」を意味する言葉です。
ヨガの文脈では、コミュニティが集まって練習する開放的な建物、つまり「ヨガスタジオ」「ヨガスペース」を指す言葉として使われています。
シャラの意味
シャラはサンスクリット語で、直訳すると「家」「住居」を意味する言葉です。
四方が開かれた伝統的な建築様式
もともとは、日中の光を遮りながら人が集うためのオープンな建築様式を指す言葉として使われてきました。
伝統的なシャラは四方が開け放たれ、外側に突き出た軒が雨風から中を守る構造になっています。
ヨガスタジオを指す現代の使い方
ヨガの文脈では、シャラは「ヨガスタジオ」や「ヨガスペース」とほぼ同じ意味で使われ、コミュニティがともに練習するために集まる場所を指します。
とりわけヨガリトリートセンターなどで見られる、練習用の大きな開放的な建物を指すことが多い言葉です。
現代的なデザインの建物であっても、この伝統的な意味合いを反映してシャラと呼ばれることがあります。
ヨガでのシャラの実践・使われ方
ヨガスペースとして使われるとき、シャラという言葉には「温かく人を迎え入れる場所」というニュアンスが込められています。
そのため、シャラには静かに敬意を持って入り、練習のあいだは謙虚な気持ちを保つことが大切だとされています。
最古の記録は『アタルヴァ・ヴェーダ』
シャラという言葉の最も古い記録は、ヒンドゥー教の古代聖典の1つ『アタルヴァ・ヴェーダ』に見られます。
このテキストの中でシャラは、広い意味での「家」のほか、「家畜小屋」「穀物倉」、家の中の「広間」など、さまざまな文脈で使われています。
『アタルヴァ・ヴェーダ』によれば、家の持ち主や家長は「シャラパティ」と呼ばれていました。
ダルマシャラなど組み合わせの言葉
シャラは、別のサンスクリット語を頭に付けて、その空間の種類を表すことが多い言葉です。
たとえばダルマシャラは、ヒンドゥー教やジャイナ教、チベット仏教の巡礼地でよく見られる、巡礼者のための宿泊所を指します。
アティティシャラはアシュラムで見られるゲストハウスの一種、ゴシャラは牛を保護するための施設を指す言葉です。
アーユルヴェーダでのサラノキの意味
またアーユルヴェーダでは、インド原産の樹木サル (サラノキ) を指す言葉としても使われており、樹皮や葉、果実、樹脂はさまざまな不調を和らげる目的で用いられてきました。
シャラの関連用語
- アシュラム
- アシュタンガ・ヨガ
- ヨガスタジオ
- ヒンドゥー教
シャラに関するよくある質問
シャラとは何ですか?
A. サンスクリット語で「家」「住居」を意味する言葉です。
ヨガの文脈では、コミュニティが集まって練習するための開放的な建物、つまり「ヨガスタジオ」「ヨガスペース」を指す言葉として使われています。